一日一ぽち

眞田ブログリング


2007-12-16 (Sun)

大河ドラマ『風林火山』:最終回 「決戦川中島」 (12月16日放送分)

大河ドラマ「風林火山」
 永禄4年9月10日。川中島での武田、上杉両軍の死闘はそのピークを迎えていた。 軍勢を二手に分けて挟み討つ勘助(内野聖陽)の「啄木鳥(きつつき)の戦法」は宇佐美(緒形拳)によって見破られ、政虎(Gackt:ガクト)率いる上杉軍は「車懸かりの戦法」で武田の本隊に襲い掛かった。
 信玄(市川亀治郎)は弟・信繁、重臣諸角を失い、武田軍は崩壊の危機にあった。しかし、上杉本陣に向かっていた武田の別動隊が戦に参加すれば戦況は一気に逆転する。 別動隊の復帰を信玄は本陣で待った。武田勢の予想以上の粘りに宇佐美は撤退を進言したが政虎は聞き入れず、自ら武田本陣に向かう。 それを見た勘助も手勢を率いて突撃した。宇佐美は勘助に共に兵を引くよう叫ぶが、鬼神と化した勘助は宇佐美に斬りかかる。
 一頭の白馬が乱戦を突き抜けて、信玄の本陣に向かった。政虎は、単騎本陣に飛び込み、信玄に太刀を振り下ろす。信玄はからくも軍配で受けとめた。
 勘助は無数の傷を受け、満身創痍で戦い続けた。戦国最大の合戦の果てに軍師・山本勘助は何を見るのか・・・!?(公式サイトより)

評価:

最終回。でも出来映えはいつも通りかな(苦笑)。あれだけ斬られて撃たれて勘助粘り過ぎ(笑) とか どう考えても謙信の単騎突入はナンセンス とか 全体的な感想――恒例の辛口評――は 最終回なので自粛しよう(再笑)。


最終回のお約束で 今夜は回想も含め数多のシーンが用意されていた;

振り返ってみた時 一年通して佳い仕事をしたなと感じたのは 伝兵衛。役の上でも太吉と共に大出世を遂げた。あわや勘助と共に討ち死にかとも想われたが 最後までしっかりとした演技で物語進行の要所を押さえ 無事に長丁場を演り遂げた。
片や同じく原作には無い登場人物であった平蔵は 最後まで中途半端な扱いで少々気の毒。不甲斐ない己を断ち切る為 或いは「勘助にトドメを刺す役回り」というのもアリかと それで漸く作品に於ける存在意義を獲得するかとも想ったのだけど。結局おふくに救われるって解釈で良いのかな? 何れにせよ 何の為に生み出された人物なのか判然としない という印象は払拭されぬままに終わった。

総体的には 勘助の浪人時代を描いた序盤が最も冴えていたと思う。ミツの印象は今尚佳い。中盤以降は鳴かず飛ばずといった眺めで一年が長く感じられた。中で特筆出来るのは板垣信方役:千葉チャンと今川勢 そして超チョイ役大物ゲストの佐藤慶氏。全般にゲストの質は高く 僕はそのような創りを大好きだけれども それをナシにしてでもせめて今川勢のクォリティで武田勢を描いてくれてたならと想う。僕にとっては不満足な武田家の中では とうとう相応に老けること出来ぬ儘だった(笑)けれど 駒井政武役の高橋クンは 大仰な役者陣の中に在って常に抑制効いた演技で好感がもてた。それから子役達も軒並み上出来だった。

今年の大河の功績としては (無論)眞田家のクローズアップ(笑) と (此方は公正に視て)長野業正殿の起用 を挙げられるだろう。前者に関しては 近い将来の為の踏み石 というNHKの下心が感じられて多少不純である(笑)けれども 後者については「描かれて然るべき人材が美しく描かれた」ことに礼を言いたい。地元:上州にては意外にもそれほど知名度は高くない様子なれど 此が人々の 興味へのキッカケと成れば一歴史ファンとして嬉しい。
最後に

�Z���K3  VIVA!  眞田vs村上 直接対決!(笑) �Z���K3

そんな話は聞いて居たが いやぁ やっぱり六文銭での合戦シーンは格別だわ。相手が “○に上” だと殊更に  “葵紋” とはまた違った己の血が沸くような気がする。佐々木クンの肚の据わった掛け声も佳かったし。彼 一年間で随分と武士姿が様に成るように成った。
で 幸隆公 最後にはちゃんと武田本陣に居たけれども 結局勝負はどうなったの?(笑) 村上義清の最期は川中島ではないから 本隊同様 雌雄を決するには至らなかったのだろうが 村上勢の逃散シーンとか最後にもう一発観てみたかったよ(再笑)。
そのクセ 妻女山から最初に駆け下りて来た旗印が六文銭であること――今年の大河の眞田贔屓――には 最終回に至ってもまだ驚いたりして。一年間散々貶したケド それだけは「本当にありがとう NHK」。

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さて。
約一年の間続いた放送も今夜でお終い。ココの辛口評もお終いです(笑)。
当初 毎週酷評を繰り広げるつもりは全くありませんでした。蓋を開けたなら 閉めるまで辛口尽くめ 当人さえ辟易です(苦笑)。武田家も御屋形様も勘助も大好きだけれど 原作の読書中既に「此の御屋形様と勘助は好きぢゃない」のは知れて居たから 此の展開も或いは充分予測出来たコトかも知れない。
ならば観なけりゃ佳いだけなのに 生まれて初めて大河ドラマというものをオンタイムにて観通して終ったのは 其処に我らが殿:眞田幸隆公が在ったからに他なりません。
そんな私的で偏狭で批判的な文脈を毎週読みに訪ねてくださった方 数は極少ないと想うけれど 心から「ありがとうございます」。
来年の『篤姫』は取り敢えず観賞予定に入ってないので御安心ください(笑)。再来年『天地人』にてまたお会い致しまする。

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